今月１１日告示、２３日投開票で実施される衆院補選の東京１０区、福岡６区に、民進・共産・社民・生活の野党４党が、民進党の公認候補に一本化することが５日、決まり、衆院補選は与党と野党の一騎打ちになるもよう。
これは野党４党の幹事長・書記局長会談が５日開かれ、野党４党が民進党公認候補に絞って戦うことで合意。共産党が候補を取り下げ、生活・社民もできる限り協力することを確認できたことによる。
民進党の野田佳彦幹事長は「私から会談を要請した」としたうえで「来週から始まる東京と福岡の選挙は大変厳しい選挙になるという認識を持っており、野党候補が複数出馬するとなると一層厳しいものになるため、東京１０区、福岡６区は民進党の公認候補一本に絞って戦わせてほしいと要請し、各党にできる限りの協力をお願いした」とした。
この要請に、日本共産党の小池晃書記局長は「了とするということだった」と述べ「各党からもできる限りの協力をするという回答をいただいた。各党からは、今後の衆院選についても協議していきましょうという話があった」と明らかにした。（編集担当：森高龍二）
