フェイスブックは「ミクシィ疲れ」の二の舞いになるか?

2013年02月11日 16:32

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米国で若者の「フェイスブック離れ」が進んでいる。

 米国で若者の「フェイスブック離れ」が進んでいる。先月の時点で米国におけるフェイスブックのアクティブユーザー数は140万人減少した 。ある調査では、18~29歳の実に42%、30~49歳の34%が「昨年よりもフェイスブックの利用を減らした」と回答 。50代以上でフェイスブックの利用を減らした人は23%に過ぎないことを考えると、米国では若者の「フェイスブック離れ」が進みつつあるといえるだろう。

 日本での流行は昨年ピークを迎えたようだが、今後は米国と同じような流れになるだろう。2006年頃、日本では若者を中心に大流行していたミクシィも、最盛期にはすでに「ミクシィ疲れ」という言葉が生まれ、現在は他のSNSに押されて利用者が減り続けている。

 SNSの数が増えればユーザーは取捨選択せざるを得なくなる。フェイスブックはミクシィにはそれほど登録していなかった30代~40代以上のビジネスマンをも取り込み、昨年9月にはついに、月間アクティブユーザー数で首位に立った。

 とはいえ、多くのユーザーはミクシィを全く使わなくなったわけではない。野村総合研究所のレポートによるとフェイスブック・ツイッター・ミクシィを全て使いこなす層が最も「リアル充実度」と「ネット充実度」が高いそうだ 。こうした層は人と会うのが好きでコミュニケーションのための消費にも積極的、交友関係も広いという。
 
 実名登録することが前提であるフェイスブックは「知り合い同士」をつなげるツールであり、リアルの知人・友人とのコミュニケーション頻度を増やすことができる。

 一方、誰もがそのように知り合い同士でつながり、「リアル充実度」が高く活発なコミュニケーションを望んでいるわけではない。コミュニケーションは全ての人にとって、同じ量や重みを持つわけではないからだ。友人の誘いで登録してみたものの、いまいち馴染めずにフェイスブックから離れていくユーザーも多いだろう。
 
 フェイスブックはミクシィ以上に「疲れる」のが早いツールかもしれない。