佐藤正久元防衛大臣政務官は南スーダンPKO活動に第11次隊(第1陣)が11月20日に出発することから逆算して、安保法制にもとづく「駆けつけ警護」の付与について「11日の閣議決定というのも、現実的な日程感ではある」との見方をツイッターに書き込んだ。
佐藤氏は「11次隊の第一陣の出発が11月20日。隊長が部下隊員やご家族に新任務に関し説明し、自己の考えを徹底するには1週間程度は必要」とし、「逆算すると11日の閣議決定というのも現実的な日程感ではある」とした。
また、佐藤氏は「一部マスコミは『安全確保任務』と『駆けつけ警護任務』を混同して伝えている向きもある」と指摘。
「駆けつけ警護時の武器使用は、他部隊と同様に任務遂行型も認められており、他国軍と違い手足を縛られているとの批判も間違っている」と書き込んだ。
一部報道で、11月11日にも「駆けつけ警護」の新任務付与について閣議決定する調整に政府が入ったとの報道があり、これを受けて「逆算すれば現実的な日程感だ」との見方を示した。(編集担当:森高龍二)