北朝鮮が12日朝、日本海に向けて発射した弾道ミサイルについて、韓国の聯合ニュースは13日、韓国軍合同参謀本部関係者が13日の記者会見で「北朝鮮が発射した弾道ミサイルを『潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)技術を適用した新型の固体燃料推進(ロケット)の中距離弾道ミサイル』と判断した」と報じた。
また「ミサイル発射に利用された移動式の発射台は『無限軌道型の発射台』と確認されたという」と報じた。
聯合ニュースによると、関係者の話として「射程距離については、SLBM(2000~2500キロ)より長いが、ムスダン(同3000~3500キロ)より短い。今回の中距離弾道ミサイルの射程は2500~3000キロと推定される」としている。
さらに、このミサイルの燃料について「固体燃料を使用したかどうかに関しては『そう判断する』と明言した」と報じた。今回のミサイル発射を受け、国連安保理は理事会の緊急会合を14日午前に開くことになった。(編集担当:森高龍二)