迫田氏や昭恵総理夫人も説明すべき 福島副党首

2017年03月18日 15:16

社会民主党の福島みずほ副党首は18日までのツイッターで、大阪市の学校法人森友学園、籠池泰典理事長の証人喚問が衆参で23日に決まったことを受け、当時の理財局長だった迫田英典国税庁長官の参考人招致をと改めて求めたほか、学校建設に関わり、一時は森友学園が開設予定だった小学校の名誉校長に就任していた安倍昭恵総理夫人についても「きちんと説明すべき」と公的に説明するよう求めた。

 また民進党の榛葉賀津也参院国会対策委員長は17日の記者会見で「籠池氏だけの証人喚問で終われない」と語り「現状は参考人招致を拒否していた時と何ら変わっていない」として、やはり「(当時の理財局長の)迫田氏をはじめ、関係する役人もきちっと国会に出すということだ」と国会の場で真相を明らかにしてもらう必要があるとの考えを示した。

 榛葉議員は、この日の記者会見で「総理の名誉に関わるから参考人招致ではなく証人喚問だとなったとは、国民をばかにしている」と自民党の対応を批判し「国有地に関わる疑惑や国民の不満には答えずに、総理に泥がかぶりそうになったら慌てて証人喚問とは、どちらを向いて政治をやっているのか。与党には猛省を促したい」とも語っていた。(編集担当:森高龍二)