駐韓米軍 THAAD装備を配備

2017年04月27日 06:37

 韓国・聯合ニュースは26日「在韓米軍が26日午前0時から4時間ほどで、米最新鋭地上配備型迎撃システム高高度防衛ミサイル(THAAD)」の装備を南部・慶尚北道星州郡内の用地に配備した」と報じた。

 報道では「発射台6基、射撃管制レーダー、迎撃ミサイルなど大部分の装備が運び込まれたことから、近いうちに初期作戦能力の確保に向けた装備のテストが始まるとみられる」としている。

 また「射撃管制レーダーは完成した状態で、迅速に移動できるようトレーラーに搭載されている」とし「米軍がグアムに配備しているレーダーと同じ状態」という。

 「配備用地は元ゴルフ場のため、発射台を置く場所をコンクリートで平らにする作業だけすればよい」と作業がスムーズに進む状態にあることを伝えている。

 また、韓国軍関係者の話として「韓米はTHAADを速やかに配備し年内に作戦運用に入るという姿勢を明らかにしてきた」ことを強調している旨も伝えている。(編集担当:森高龍二)