2人以上の世帯を対象とした総務省の家計調査報告(1月分速報)によると、一世帯あたりの消費支出は28万3118円と前年同月に比べ実質で2.3%、名目で2.1%減少した。
28万3118円のうち、食料への支出は6万3817円で、前年同月に比べ実質0.6%、名目で1.6%の増加となった。
また勤労者世帯に限ると消費支出は30万9483円と前年同月に比べ実質2.8%、名目で2.6%減少していた。
一方、勤労者世帯の収入をみると、43万485円となり、前年同月に比べ実質で2.4%、名目で2.6%増加と6ケ月ぶりに実質増加した。また可処分所得も35万5793円となり、実質で前年同月に比べ1.3%、名目で1.5%増加し、こちらも6ケ月ぶりの実質増加になっていた。(編集担当:福角忠夫)