日産自動車は、同社売れ筋ミニバン「セレナ」に特別仕様車「XVセレクション」、「ハイウェイスターVセレクション」を設定し全国一斉に発売すると発表した。
昨年8月にフルモデルチェンジした「セレナ」は、室内の広さや使い勝手、快適性、さらに初搭載とした同一車線自動運転技術「プロパイロット」などが好評を得て売上を伸ばしている。
また、狭い駐車場でも荷物の出し入れが可能な「デュアルバックドア」や、両手がふさがっていてもスライドドアの下に足先を入れて引くだけで、ロック解除とスライドドアの開閉が可能な「ハンズフリーオートスライドドア」などの便利機能も高い評価を得ている。
今年4月の車名別販売台数でも4354台を登録し、登録車総合17位、日産登録車としてはノートに次ぐ2位となった。
今回発売する特別仕様車セレナ「Vセレクション」は、「X」、「ハイウェイスター」をベースに、使い勝手や快適性をさらに向上させる人気のアイテムを標準装備としながら、リーズナブルな価格設定としたモデルだ。
「XVセレクション」(2WD車:267.408万円)は、「X」をベースに2列目シートの横スライドなどによる多彩なシートアレンジやパーソナルテーブルなど、同乗者の利便性を向上させる「快適パック」を標準装備。また、ステアリングでのオーディオ操作が可能なステアリングスイッチやGPSアンテナなどをセットにした「日産オリジナルナビ取り付けパッケージ」と両側「ワンタッチオートスライドドア」も標準装備としている。
「ハイウェイスターVセレクション」(2WD車:293.436万円)は、「ハイウェイスター」をベースに「LEDヘッドランプ」や両側「ハンズフリーオートスライドドア」、「16インチタイヤ&アルミホイール(2WD車)」、「快適パック」、「日産オリジナルナビ取り付けパッケージ」を標準装備する。(編集担当:吉田恒)