大相撲五月場所に見慣れない「スカイライン歴代モデル懸賞幕」登場

2017年05月17日 05:39

Skyline_Ohzumo

「スカイライン60周年」を記念し制作した懸賞幕は全14枚。日本を代表する浮世絵画家、葛飾北斎が描いた「冨嶽三十六景」をモチーフとしている。ちなみに中央は3代目「ハコスカ」、右はいまでも人気が高い「R32型」だ

 5月14日から始まった大相撲五月場所を現場で観戦された人のなかに、見慣れない懸賞膜を発見された方が、おられるのではなかろうか。

 日産自動車が製造する乗用車である「スカイライン」が4月24日に生誕60年を迎えたことを記念し、大相撲五月場所に「スカイライン歴代モデル懸賞幕」を掲出しているのだ。大相撲への懸賞幕掲出は、日産として初の試み。

 この懸賞幕は、両国国技館で開催される「大相撲五月場所」(5月14日〜5月28日)の期間中、先場所で劇的な逆転優勝を飾った横綱・稀勢の里や、新入幕ながら先場所をみごとに勝ち越した宇良の取り組みなどで掲出する。

 今回、「スカイライン60周年」を記念し制作した懸賞幕は、全14枚。このうち「スカイライン」のモデルが入った13枚は、日本を代表する浮世絵画家、葛飾北斎が描いた「冨嶽三十六景」をモチーフとしている。

 名浮世絵作家、葛飾北斎が描いた日本の最高峰である「富士山」と、常に時代の先端を疾駆してきた「日産スカイライン」の60周年という歴史の節目を重ねあわせた懸賞幕である。懸賞膜には、「スカイライン」そのものも浮世絵で描かれており、その1枚1枚の歴代車それぞれが、日本を代表するモデルに相応しい存在感を表現している。

 「冨嶽三十六景」の13の背景と共演する歴代「スカイライン」13モデルの絵柄は、これまでに数々の作品を世に打ち出している 浮世絵イラストレーター大管雅晴氏が制作した。

 日産自動車は、当社の歴史を語る上で欠かせない名車「スカイライン」の「大相撲懸賞幕」を、大相撲観戦を楽しまれる多くの大相撲ファンに掲出する。(編集担当:吉田恒)