民進党の山井和則国対委員長は７日、衆院国対役員・筆頭理事合同会議であいさつし、前川喜平・前文部科学事務次官の参考人招致を要求している文部科学委員会で自民党が委員会を開こうとしないことに「審議拒否し、大切な議員立法の成立も拒否する。逃げて、逃げて、逃げまくって、国会を閉じようとする」と批判した。
山井国対委員長は「そのようにゆがんだ今の安倍政権の政治に、しっかりとあきらめず、これからも各委員会で審議をしてもらえるよう、国民の代弁者として粘り強く要求していく」と追及姿勢をより鮮明にした。
また、政府が「総理の御意向」などの文書や文科省内のメールについて出所不明とし、調査しないとしているのに対し、文科省の職員は「見たことがある」と次々発言していることも踏まえ、再調査をすべきとの認識を改めて示した。（編集担当：森高龍二）
