自民党と民進党の国対委員長会談が15日行われた。学校法人加計学園(岡山市)の大学への獣医学部新設を巡り、「総理の御意向」「内閣府の最高レベルが言っている」などの文書の存在が確認されたことなどを受けてのもので、民進党の山井和則国対委員長は衆院予算委員会での集中審議開催や「総理の御意向」などの文書は存在する、文書は本物と主張してきた前川喜平・前文部科学事務次官の証人喚問を行うよう要求した。
山井国対委員長は「自民党の竹下亘国対委員長は衆院予算委員会を開かない、と断るわけではないが、あす(16日)は無理だ。今後、開けるかどうか考えさせてくれという話だった」と明かした。
山井国対委員長は「16日に出来ないのであれば、19日か20日にやって頂きたい、と求めた」ことも語り、この求めに「竹下国対委員長は明日(16日)午後1時から4時の参院予算委員会の審議を見たうえで判断したい、との答えだった」とし、参院予算委員会終了の午後4時以降に再び会談することになったとした。(編集担当:森高龍二)