インターファームは運営する格安スマホ・格安SIM比較サイト「すまっぴー」にて格安スマホの利用について500人にアンケートを実施。年収が高い頬格安スマホを使っている傾向があることがわかった。
まず「普段から節約を意識しているか」という質問には、57.1%が「少し意識している」、31.2%が「強く意識している」と答え、9割近くの人が何らかの節約意識をもっていることがわかった。
次に「格安スマホを利用しているか」という質問に対しては、「利用している」と答えた人が25%であった。総務省やMMD研究所の発表では格安スマホの普及率が10%程度と発表されているので大きな乖離があるが、同社ではサイトの性質上から「スマホやSIMカードに詳しい人」あるいは「節約したい人」が多く回答しているためだと考えている。
男女別でのスマホ利用率は男性が27.7%、女性では22.4%と、男性がリード。独身者は23.5%、既婚者は26.5%という結果になり、結婚すると家計を意識して節約志向が高まった結果、格安スマホの利用を始めると同社は分析している。
また、年収別に格安スマホの利用率を調査したところ、年収200万円以下の層は20.5%、201万円~600万円の層では26.1%、601万円~1000万円の層で26.6%、1001万円以上の層では31.2%という結果となり、年収が上がるほど格安スマホを利用している傾向が明らかになった。年収が高い人ほど、お金に対してシビアなのかもしれない。
また、同社の調査では技術職や企画職に就いている人や、ダイエットを意識している人ほど格安スマホの利用率が高い傾向があり、情報感度が高い人ほど格安スマホを利用している率が高いと分析している。
今回の調査で、節約志向を持った人は9割にのぼるが、格安スマホの利用率は25%にとどまり、格安スマホはまだまだ一部の人のみが使っているという現状があるが、今後格安スマホ会社のプロモーションや口コミなどで、ますます普及していくだろう。(編集担当:久保田雄城)