頭皮環境は人によってさまざま。ベタつきが気になる「脂性」の人もいれば、乾燥してサラサラしている「乾燥型」の人もいる。性格診断コンテンツを提供しているディグラム・ラボとスカルプシャンプーを開発・販売しているアンファーは共同で、全国20~69歳の男性8000人を対象に頭皮タイプの調査を実施。都道府県ごとにどの頭皮タイプが多いかが明らかになった。調査結果はアンファーのコンテンツ「ケンミン頭皮タイプ全国大調査」にて公開されている。
全国平均で見ると、皮脂が多い「脂肌タイプ」が78%と最も多く、皮脂が過剰に分泌されている「超脂性肌タイプ」は11%、肌の表面が乾燥する「乾燥肌タイプ」も同様に11%であることがわかった。
最も多い脂肌タイプは関東や東海地方、四国や九州北部に多い結果となった。超脂肌の人は東北や富山、関西地方に多い。また、乾燥肌タイプは石川や山梨、島根などごく一部の地域に限られる。地域によってバラツキがあるが、太平洋側や南の方ほど脂肌タイプの人が多く、北の方ほど脂肌タイプの人が少ない傾向がある。
また、ケンミン頭皮タイプ全国大調査には都道府県ごとに、そこに住む人たちの性格診断と頭皮タイプの割合を掲載。例えば東京都は「人口密集地のため、人間関係のストレスを抱え込みやすいのかもしれない」、北海道であれば「冷え込みが厳しい地域なので、頭皮の血流が滞りがちになっている心配も」というように、地域ごとに性格や気候を交えて、頭皮ケアの方法を紹介している。
頭皮の状況は人それぞれだが、こうして見てみると地域性や気候が影響しているというのも納得できそうだ。頭皮のコンディションによって、必要なケアも変わってくる。特に薄毛や抜け毛の人は、一度頭皮のタイプを診断してみて、正しいケア方法を見つけてみてはいかがだろうか。(編集担当:久保田雄城)