30代で「老け髪」にならないために! 正しいヘアケアのために大事なこと

2016年05月21日 18:22

 株式会社山田養蜂場が2015年9月に実施した「髪や頭皮の悩みやトラブル」に関するアンケート調査(複数回答方式、総回答数5635)によると、抜け毛の悩みが 21.7%、白髪の悩みが15.4%となっているが、残りの6割が「髪質」に対しての悩みであることが分かった。

 一般的に、30代に差し掛かったあたりから、髪のコシやハリの衰えを感じたり、パサつきやうねりが気になりだす人は急激に増えてくるようだ。しかし、髪質劣化の原因は加齢に伴う髪質の変化だけでなく、生活習慣による影響も大きい。強い紫外線、カラーリングやパーマ、ドライヤー、ヘアアイロンなどのほか、栄養面での偏りや睡眠不足など、健康面の影響も髪のダメージとして現れてしまう。また、間違ったヘアケアが髪質の劣化を助長してしまうケースも少なくないようだ。

 人間の髪の毛は80%のタンパク質、13%の水分、5%の脂質から成り立っている。健康な髪を維持するためには、このバランスを保つことが大事だ。髪そのものだけでなく、頭皮や頭皮から分泌される皮脂も、髪の水分を保つためには欠かせない。髪のパサつきやうねり、くせ毛などを防ごうと思えば、これらをトータルでケアする必要がある。
 
 例えば、前述の山田養蜂場では、完熟ローズハチミツやシアバターなどの美容成分を84%配合し、1本で11種類ものヘアケア機能を備え、様々な髪質の悩みに対応する「ハニーアロマ 花蜜ヘアエステ」を発売している。同商品はバッグに入れられる携帯サイズであること、「洗い流さない髪用美容液」として昼夜問わず手軽に使用できることや、髪の悩みを抱える女性たちの人気を集めそうだ。

 オイルシャンプーの先駆者としても知られるストーリアも昨年、アミノ酸をベースにした美容液シャンプー&トリートメント「ベルーガ」を発売し、髪のダメージを補修する「アミノダメージケア」と、髪に滑らかな艶感を与える「アミノシャイン」の2シリーズを展開して話題になっている。また、手ごろな値段帯では、柳屋の「プレミアム椿ちゃん 髪うるおい濃厚美容液」なども若い世代を中心に人気商品となってるようだ。

 ハリやコシがない髪は実年齢よりも老けた印象を与えてしまうため、とくに女性にとっては大問題。この機会に自分のヘアケアの方法を見直してみるのもいいかもしれない。「髪は女の命」ともいわれるほど、日本人の女性にとって健康的な黒髪は極めて貴重で尊いものだ。正しくケアして、いつまでも若々しい髪を保って頂きたいものだ。(編集担当:松田渡)