総理「都議選結果を深刻に反省」政府与党会議で

2017年07月04日 07:25

 安倍晋三総理は3日の政府・与党連絡会議で「都議会議員選挙では大変厳しい審判を頂いた。我が党に対する厳しい叱咤と深刻に受け止め、深刻に反省したい」と冒頭に語った。

 そのうえで「政権交代のときの初心に立ち返って、謙虚に丁寧に政策を進め、結果を出して、国民の信頼を回復していきたいと考えている」と述べ、協力を求めた。

 安倍総理はG20サミットを活かし「ベルギー、ドイツ及び北欧諸国を訪問する予定だ」とし「世界経済の持続的成長の実現に向け、首脳間で率直な意見交換を行うとともに、トランプ米大統領、プーチン露大統領、文在寅韓国大統領を始め、各国首脳と積極的な首脳外交を展開したい」考えを述べた。

 また、成長と分配の好循環を拡大させるための有識者会議「みんなにチャンス構想会議」を今夏に立ち上げるとした。安倍総理は、あわせて「来年度予算については、今月中に、経済財政諮問会議において予算の全体像を取りまとめた上で、概算要求基準を設定したい」考えを述べた。(編集担当:森高龍二)