ボルボがエヌビディアと提携し自動運転車を2021年に発売する方針と発表

2017年07月09日 20:32

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スウェーデンの高級車メーカー・ボルボが、アメリカの画像半導体大手エヌビディアと提携し、自動運転車を2021年に発売する方針と発表。

 スウェーデンの高級車メーカーであり、現在は中国・吉利汽車が親会社となっているボルボが、アメリカの画像半導体大手エヌビディアと提携し、自動運転車を2021年に発売する方針と発表した。

 ボルボは既にスウェーデンの自動車安全システムの世界的企業のオートリブと、自動車運転のためのシステムとソフトウェアの開発を開始している。今回新たにアメリカの画像半導体大手のエヌビディアとも提携することで、自動運転システムの開発を加速し2021年に完全自動運転が可能なレベル4の自動運転車の発売を目指すこととなった。

 既に自動運転技術は徐々に各車に搭載が開始されている。ただし完全自動運転可能なレベル4段階の実用化には至っておらず、各社が開発に鎬を削っている。

 レベル4については、ホンダ<7267>が2025年の実用化を目標としている。またトヨタ自動車<7203>はレベル4の自動運転車をアメリカで公開している。今回のボルボの発表はホンダの計画を約4年前倒しで実現する計算となる。

 自動運転分野は現在各自動車メーカーが開発に注力している分野である。グーグルやアップルも自動運転開発技術に注力する中、これまで画像半導体を手がけ画像処理技術に長けている、エヌビディアの存在感が高まりつつある。エヌビディアはトヨタとも提携する等、等距離外交を展開しつつ自動運転業界のキープレイヤーとなっている。

 今回ボルボは自陣営にエヌビディアを加えることで、他社に先んじてレベル4の自動運転車を2021年に市場投入する計画である。しかしながら資本力のあるトヨタ他も自動運転車の技術開発に注力しており、今後益々自動運転車の開発競争が加速すると考えられる。

 自動車産業の形を一変させてしまう可能性を有している自動運転車について、どの自動車メーカーがいち早く実用化にこぎつけ、市場の覇権を握るのか注目を浴びている。数年先には実用化が予定されていることもあり、今後の開発競争は更に激化することになりそうだ。(編集担当:久保田雄城)