二階幹事長「耳貸さないで頑張らねば」と発言

2017年07月27日 07:59

 自民党の二階俊博幹事長が派閥の研修会で『自民党が色々言われていることは知っているが、そんなことには耳を貸さないで頑張らなければいけない』と檄を飛ばした。

 しかし、この発言、政権与党の自民党への批判の声に耳を傾けずに党として頑張らねばならないとも受け取れる発言であることから、波紋を呼びそう。

 26日午後の菅義偉官房長官記者会見でも、記者団に取り上げられ、菅長官は、二階氏の発言に対する受け止めを聞かれて「自民党幹事長の発言なので、官房長官である私から、これにコメントすることは控えたい」とした。

 そのうえで「政府としては、国民の声に謙虚に、しっかり耳を傾け、国民の安全安心の確保に万全を期し、我が国の経済再生、その実現に向け、ひとつひとつ、前に進めていきたい」とした。

 また、内閣改造について記者団から質問を受けた菅官房長官は「内閣改造は総理の専権事項なので、わたしから言うのは控えたい」とした。(編集担当:森高龍二)