Googleストリートビューが宇宙進出

2017年07月29日 15:25

画・Googleストリートヒ_ューか_宇宙進出!

今回、国際宇宙ステーションでGoogleとNASAの協力によってストリートビューの撮影が行われ、一般人である我々も自由にISSの内部を見られるようになった。

 欧州宇宙機関 (ESA) のトマ・ペスケ宇宙飛行士は、Googleの協力のもと国際宇宙ステーション(ISS)において無重力状態でストリートビューを撮影した。

 国際宇宙ステーションでは過去 16 年間、たくさんの宇宙飛行士たちが生活し、仕事を続けている。相互接続された 15 のモジュールによって構成されており、 様々な実験や観測が行われている。将来的には月、火星、小惑星を探索するなど、地上とは異なる視点から地球を観察する場所でもある。ISS では、海洋、大気、陸上のデータが収集され、微小重力下における人体反応の観察、免疫システムの解明、急激な気象変化への警告を発するための低気圧の観測、近年急速に増加している海洋廃棄物の監視など、地球上では行うことができない実験や研究が行われている。

 今回はその中でも、初めて国際宇宙ステーションのストリートビューの撮影というミッションが行われた。このミッションにはGoogleとNASAが協力して取り組んだ。普段ストリートビューの撮影で使っている機材は、ISSの制約での使えなかったため、ISS にもともと搭載されている DSLR カメラと機器を使って撮影された。その後、宇宙で静止画を撮影し、その画像を地球送ってパノラマ画像へと編集された。

 これからは、これまで宇宙飛行士などほんの一握りの限られた人のみが訪れることができた ISS 内部を、ストリートビューを使って誰もが自由に探索することができるようになる。無重力状態で一体ものがどのように固定されているのか、また一体どのようなものが置かれているのか、さらに宇宙飛行士の生活する場所や体力トレーニングを行う場所、食事の内容、科学実験を行う場所など、国際宇宙ステーションの内部をくまなく探索してみるのは興味深いことであろう。

 新しい発見が待っているかもしれないし、ますます宇宙への興味が湧いてくることは間違いないだろう。(編集担当:久保田雄城)