河野太郎外務大臣は31日午前の臨時記者会見で、国連安保理での制裁決議についての調整は「まだまだ」と答えた。
河野外務大臣は安倍晋三総理と米・トランプ大統領との電話会談を踏まえて、午前にティラソン国務長官と約25分にわたり電話会談したことを明らかにし「実務的に詰めるところを詰めようということだった」とした。
特に、河野外務大臣は「北朝鮮に、次の発射、あるいは核実験をさせないよう、全てのオプションをテーブルの上にのせるというトランプ大統領の発言を多とし、国連安保理その他でしっかりと北朝鮮に対して明確なメッセージを出していこうということだ」と述べた。
河野大臣は「北朝鮮が次なる行動をとらないように安保理決議その他の準備も意見交換しながら必要ならやっていこうということ」と述べた。
河野大事は「追加制裁、もし何かあったときにどうするかという準備は始めようということは話をしている」とした。
これを受け、記者団が石油禁輸についてのものか、としたことには「色んな相談をした」と述べ、安保理制裁決議は「まだまだ」とのみ語った。北朝鮮をテーブルにつかせることが大事で、制裁措置強化はそのために効果的なものでなければならない。(編集担当:森高龍二)