民進党は早急に基本理念、政策の党内合意を

2017年09月03日 08:34

民進党代表に前原誠司元外務大臣が選ばれたが、社会民主党の又市征治幹事長は1日、代表選挙の際に原発、消費税、憲法、野党共闘などが争点になっていたことを踏まえ「前原代表の下、早急に基本理念、政策の党内合意を図り、挙党体制を確立し、野党第1党としてのリーダーシップを発揮するよう期待する」との談話を発表した。

 談話では、前原代表が野党共闘の在り方を見直すと鮮明に打ち出していることから「さきの参院選1人区での闘いからも明らかなように、野党共闘を深め、市民と結束しなければ、安倍政治の暴走を止めることはできない。多くの国民の期待に応えるように希望する」とした。

 特に、又市幹事長は、早期に4野党の幹事長・書記局長会談、党首会談を行い、衆院補選の共闘、289小選挙区の住み分け調整、選挙区の実態に即した選挙協力、臨時国会対応をするよう求めている。

 また日本共産党の志位和夫委員長は「安倍政権を倒し、新しい政治をつくるためには、野党と市民の共闘以外に道はない」とし「この2年間の合意、到達点に立ち、共闘を発展させるため、よく話し合っていきたい」と、姿勢としては又市幹事長と同じ視点だ。(編集担当:森高龍二)