野党共闘を野合とは、あまりに浅はか 志位委員長

2017年09月08日 07:34

 自由党の小沢一郎代表はツイッターで「野党共闘を野合とか批判する声を聞く。あまりに浅はか」と批判は浅はかで、的外れだとの考えを発信した。

小沢代表は「今は権力の私物化が横行する民主主義の危機」と指摘。その状況下では「最悪の政権を倒すため、野党が共闘するのは当たり前で、そうしないと勝てない」と提起。

「与党が共闘を批判するのは、それを恐れているから。そもそも野合というなら長年の自公政権の方がよほど野合」と提起した。

 民進党代表に総選挙での共産党との協力に、民進党の候補に支持いただければありがたいとの姿勢の前原誠司氏が就任したことで、野党共闘が何処まで実効性をあげることができるのか、10月22日の衆院補欠選挙(青森、新潟、愛媛)を直前にして、選挙戦をどう戦うのか、民進党を軸とした野党4党のまとまりが注視されている。

 日本共産党の志位和夫委員長はツイッターで「理念・政策が同じなら同じ政党になる。理念・政策が違っても、お互いに相手へのリスペクトの精神をもち、国民が求める緊急の一致点で力を合わせるのが政党間の共闘。『立憲主義の回復』=憲法を守る政治を取り戻すという大義に立脚し、違いの強調でなく、一致点を真剣に探求する。この立場で進もう」と自公政権に対峙姿するために共闘への取り組みを提起している。(編集担当:森高龍二)