リアルな安保政策考える方を党に 小池代表

2017年10月02日 06:12

 希望の党の小池百合子代表(都知事)は9月30日に行った東京、愛知、大阪3党府県知事合同記者会見で、22日投開票で実施される衆院議員選挙(総選挙)に希望の党から立候補を希望する民進党前議員らに対し「リアルな安全保障」に賛同できるかどうかで公認するかどうかを決めている理由について、細川政権から羽田政権に代わった際の現実的部分を観たためだと、安全保障に対する考えの違いは大きいので、党として確認、公認是非を決めるのは当然との考えを示した。

 小池代表は「北朝鮮情勢が非常に厳しかったおり、細川政権から羽田政権に移行するが、社会党の閣僚が有事を目の前にした時に閣議でサインをしないだろうという状況から、細川政権から少数与党の羽田政権に代わった。その現実を見ている」と当時、総務政務次官を務めていた立場で状況を肌で感じていた旨を述べた。

 小池代表は「国家の運営、党の運営からしても、安全保障政策は極めて重要と認識している。議論をするための党ではない。リアルな安全保障政策を考えて頂ける方で希望の党にご参加いただける方をと思っている」と語った。(編集担当:森高龍二)