安倍政権に最も力強く戦う集団をめざす 枝野氏

2017年10月03日 05:58

 枝野幸男前衆院議員は「立憲民主党」立ち上げの記者会見を2日、都内で行い「自民党、安倍政権に対し、最も力強く戦う集団をめざす」と宣言した。政党としての届け出は3日に行いたい意向。

 また、さきに民進党、日本共産党、自由党、社民党が小選挙区で自公候補と1対1で戦う構図をつくるよう野党4党に要請した「市民連合」の人たちのようなみなさんと連携し、ともに、戦っていきたいと述べた。

 また、自公と希望が拮抗するような選挙結果になった場合には「自公政権を延命させるような選択肢はない」と語った。

 枝野氏は民進党で積み重ねてきた政策を公約に反映させる考えを示し、「多くの仲間が当選すれば、さらにブラッシュアップさせていく」と述べた。

 枝野氏は「希望の党の理念、政策と私たちが目指したものとは明らかに異なる」とも指摘した。

 社会民主党の福島みずほ副党首はツイッターで「目一杯共闘していく!リベラル勢力がしっかり国会の中に残るように!今回の小池百合子さんたちの動きは衆議院でリベラル勢力を絶滅危惧種にし、根絶やしにしようという動き」と指摘。「大政翼賛会はごめんだ!リベラル勢力で力を合わせて選挙戦を闘います。リベラル勢力の結集」と歓迎した。(編集担当:森高龍二)