田中直紀防衛大臣は14日の記者会見で、大臣就任1ヶ月を振り返って「在日米軍再編について日米協議の方向性を示せたということは大変成果があったのではないか」と語った。
また「沖縄県の要望を踏まえてパネッタ米国防長官との電話会談に臨む」との考えを示した。また「自衛隊の役割が国民に信頼されるよう、先頭に立つ」決意も示した。
一方、真部朗沖縄防衛局長の宜野湾市長選挙を控えての講話に対する調査については現在調査中であるとして「業務の適正化ということで対処していく。過去に遡って調査しており、調査をしっかりして結論を出す」と述べた。「近々、報告がまとまる」という。
田中防衛大臣は近々予定されている沖縄訪問までに報告を受ける見通し。また、沖縄の意見を聞いて後にパネッタ米国防長官と電話会談する考えも示した。(編集担当:福角忠夫)