日韓合意「守るのは国際的・普遍的な原則」総理

2018年01月13日 09:15

 安倍晋三総理は12日、慰安婦を巡る2015年末の「日韓合意」について「日韓合意は国と国との約束」と語り「これを守ることは、国際的かつ普遍的な原則」と強く、韓国政府に国家間での約束であり、約束を履行することが必要との考えを強調した。

 安倍総理は「韓国側が、一方的に、更なる措置を求めることは全く受け入れることはできない」と断言し「日本側は約束したことは全て誠意をもって実行している。韓国側にも実行するよう、強く求め続けていきたいと思っている」と述べた。

 また今回の外遊での6カ国(エストニア、ラトビア、リトアニア、ブルガリア、セルビア、ルーマニア)の訪問については「日本の総理大臣が初めて訪問する国々になる」としたうえで「日本外交の幅を広げていくことになると思っている」と述べた。

 また「首脳会談では北朝鮮の問題など国際社会が直面している喫緊の課題について連携を確認していきたい。今回の訪問には30社を超える経済ミッションの皆さんに同行してもらっている。それぞれの国々との経済関係を具体的に進展させていきたい」と成果に期待した。(編集担当:森高龍二)