ポルシェ・ジャパンは、ポルシェの新型SUV「新型マカン」の予約受注を、11月2日から日本全国のポルシェ正規販売店にて開始したと発表した。なお、国内発売日については決定次第、順次情報を提供していくという。
ミッドサイスSUV新型マカンは、10月2日から開催したパリ・モーターショーで欧州初公開された。マカンは、2013年のロサンゼルスモーターショーでワールドプレミアされたポルシェのエントリーSUVとして位置づけられるモデルで、「カイエンでは大きすぎる」という女性や若いユーザーの声に応えて開発されたクルマだ。
搭載エンジンは、最高出力245ps、最大トルク370Nmを発生する新しい2リッター4気筒ターボで、7速PDKとの組み合わせで0-100km/h加速6.7秒、最高速度225km/hを達成する。燃費は、新欧州サイクル(NEDC)で、8.1リッター/100km、日本式に表記すると12.3km/リッターとなる。
新型マカンは、新しい意匠のLEDヘッドライトのほか、「カイエン」や「パナメーラ」などと共通デザインの “PORSCHE”のロゴが入ったリアガーニッシュで横一直線につながる4灯式ブレーキランプが内蔵された新しいテールライトを採用した。
新型マカンの日本仕様車はすべて右ハンドルで、価格はベーシックなモデルが699.0万円となる模様。当面、新型マカンは装備内容を充実させた「ファーストエディション」からリリースとなり、価格は889.2万円~932.6万円。次いで「シュポルトエディション」がデリバリーされる予定で、こちらの価格は、916.4万円~959.8万円となる。(編集担当:吉田恒)