ホンダ、人気ナンバーワン軽自動車「Nシリーズ」テコ入れ、特別仕様車多数

2018年11月05日 06:39

N-BOX_COPPER BROWN

今回発売する特別仕様車のうちの1車種、N-BOX G・EX Honda SENSINGカッパーブラウンスタイル、174万9600円

 ホンダが同社の新車販売を牽引する軽自動車「Nシリーズ」の商品力強化を図るべく特別仕様車を多数発表した。

 まず、軽自動車「N-BOX(エヌボックス)」に特別仕様車「COPPER BROWN STYLE(カッパーブラウンスタイル)」を設定し、11月2日に発売した。N-BOXは、軽乗用車最大級の室内空間や存在感のあるデザインなどで、2018年度上半期新車販売台数で第1位を獲得し、年間販売20万台以上を稼ぐベストセラーモデルでもある。

 今回発売した特別仕様車は、上質で品格のある輝きを放つトレンドカラー「カッパー」を内外装に取り入れ、エレガントなスタイルに仕上げた仕様。エクステリアは、ルーフ、ドアミラーにカッパーを配色した2トーンカラーを採用。インテリアは、ブラウン×ブラックのシックな色調をベースに、カッパーをアクセントとした上質な空間としている。価格はFF車のNAエンジン車が168万9120円?174万9600円。FFターボ車が178万9560円?184万8960円。4WD車はそれぞれ13万0680円高。

 同時に、個性的な世界観を表現したデザインなどで好評な「N-BOX SLASH(エヌボックス スラッシュ)」のタイプ「G・L」をベースに、ブラウン基調のアクセントを施した特別仕様車「NOVA COUNTRY STYLE(ノヴァカントリースタイル)」を新設定し発売した。

 NOVA COUNTRY STYLEは、個性・ファッション性の高さを際立たせる「プラチナホワイト・パール」「アッシュグリーン・メタリック」「サーフブルー」の外板色3色それぞれに、ルーフとドアミラーをブラウンとした2トーンカラーを設定。「運転席&助手席シートヒーター」「ステアリングヒーター」を標準装備とした。価格はFF車が158万9760円、4WD車が172万0440円。

 また軽自動車Nシリーズの中でも、個性が際立つデザインと往年の名軽自動車「ホンダN360」をモチーフにした「N-ONE(エヌワン)」のタイプ「Standard・L」をベースに、ホワイト基調のアクセントを施した特別仕様車「WHITE CLASSY STYLE(ホワイトクラッシースタイル)」を新設定して発売した。

 WHITE CLASSY STYLEは、シンプルさの中に上品さと可愛らしさを表現する「ピーチブロッサム・パール」「プレミアムアイボリー・パールⅡ」「サーフブルー」の3色を設定し、「あんしんパッケージ」を標準装備とした。価格は142万0200円(FF車)、155万0880円(4WD車)となる。(編集担当:吉田恒)