ハイラックスの誕生50周年を記念して発売する特別仕様車「Z“Black Rally Edition”」、価格は394.74万円
トヨタは、ハイラックス誕生50周年を記念した特別仕様車「Z“Black Rally Edition”」を設定し、全国のトヨタ店を通じて12月17日に発売すると発表した。
Z“Black Rally Edition”は、同車Zグレードをベースにアルミホイールやフロントグリル、バンパーなどを専用の意匠とし、ブラックの塗装で統一。オーバーフェンダーなど、特別仕様車としての装備を加えた。
なかでも18インチにサイズアップしたタイヤは、文字を白色で記した「ホワイトレター」を採用。ブラックに塗装されたホイールと合わせ、スポーティな外観となった。内装も、ステアリングホイールの一部やダッシュボードなどにブラックメタリック加飾を施したほか、専用オプティトロンメーターも装備した。好評な“タフ”な走りはそのままに、スポーティで個性際立つ1台に仕上げた特別仕様車である。
ハイラックスはボディサイズが全長×全幅×全高5335×1855×1800mmとなかなか大柄だ。ホイールベースに至っては3085mmに達する。車両重量は2トン超となる。
搭載するパワーユニットは、可変ノズル式ターボチャージャーや空冷式インタークーラー、コモンレール式燃料噴射システムなどの採用により、強大なトルクを実現した。とくに低速域から力強さを発揮し、高速まで伸びやかなパワーをもたらすエンジンだ。また、DPR（排出ガス浄化装置）や尿素SCRシステムなどの採用により、排出ガスをクリーン化。さらに、フリクションの低減などにより燃費を向上させた2.4リッターディーゼルターボエンジンである
最高出力は150ps（110kW）／3400rpm、最大トルクは40.8kg.m（400Nm）／1600-2000rpmを発揮する。
トランスミッションは、パワーを余すところなく駆動輪に伝える6速オートマチックトランスミッション。駆動力統合制御システムDRAMSや、ブリッピングダウンシフト制御の採用により、滑らかでスムーズな変速フィーリングを獲得した。さらに、マニュアル感覚のシフトチェンジが楽しめるシーケンシャルシフトマチックを採用。また、ダイナミックな走りをもたらすパワーモードや、環境に優しい走りのエコモードなど、状況や気分に合わせて走りの質もセレクトできる。
ハイラックス特別仕様車「Z“Black Rally Edition”」の価格は394.74万円。（編集担当：吉田恒）
