4代目となる新型ルノー・メガーヌは、これまでにない走りの楽しさと、先進の安全性を兼ね備えたCセグメントのモデルだ。2015年9月のフランクフルト・モーターショーで5ドアハッチバックを正式発表。翌2016年3月のジュネーブ・モーターショーでステーションワゴン版である「スポーツ・ツアラー」を発表した。プラットフォームは日産と共同で開発したCMF-CDで、全長×全幅×全高4635×1815×1460mm。
ルノー・ジャポンは、そのルノー・メガーヌのステーションワゴンであるスポーツ・ツアラーの日本での発売1周年を記念し、ルノー・メガーヌ・スポーツ・ツアラー・アニヴェルセルを、11月29日から全国のルノー正規販売店を通じて30台限定で販売する。
標準モデルとの大きな違いは、1.6リッターNAエンジンに換えて、132psを発生する1.2リッター直噴ターボエンジンを搭載し、ベロア生地とレザー調素材のコンフォートシート、ナパレザーステアリング、新デザイン18インチアロイホイールなどを装備した、エクステリア、インテリアともに上質感を高めたモデルだということ。
エクステリアのクロームモールやガーニッシュ、インテリアのシルバーのトリムなどが、ダイナミックなデザインに上質感を加えている。
ルノー・メガーヌ・スポーツ・ツアラー・アニヴェルセルは、5種類の走行モードを備え(GTグレードは4種類)、エコモードを選択した際には、アクセルを踏んでいない時にエンジンブレーキの利きを抑制し、走行距離を伸ばすことで燃料消費を抑える「フリーホイール」機能が搭載された。
先進の安全装備は、ルノー・メガーヌ GT同様、12個のセンサーとふたつのカメラ、ミリ波レーダーで車両の周囲360度の情報を解析し、各種運転支援機能を作動させる。
限定車に新設定したボディカラーは、ブルーベルリンメタリック。価格は312.9万円だ。(編集担当:吉田恒)