菅義偉官房長官は18日の記者会見で、来年6月に大阪で開催されるG20サミットにシンガポール、ベトナムなど8か国と国連、世界銀行など9国際機関を招待すると発表した。
それによると8か国はシンガポール、ベトナムのほか、スペイン、オランダ、チリ、ASEA議長国のタイ、AU議長国のエジプト、NEPAD議長国のセネガル。
国際機関では国連、世界銀行のほか、国際通貨基金、金融安定化理事会、世界貿易機関、国際労働機関、経済協力開発機構、世界保健機関、アジア開発銀行。
菅官房長官は招待にあたっては「サミットの議題との関連やこれまでのG20への貢献などを総合的に考慮した」とした。
そのうえで「我が国としては各招待国・国際機関のリーダーの協力も得ながら、自由で開かれた、包摂的で持続可能な人間中心の未来社会の実現を目標に大阪サミットを成功させたい」と強調した。
G20サミットは仏、米、英、独、日、伊、加(議長国順)の7か国と欧州連合(EU)、アルゼンチン、豪、ブラジル、中、印、インドネシア、メキシコ、韓、露、サウジアラビア、南アフリカ、トルコの首脳が参加し、毎年開催している国際会議で、日本での開催は初めてとなる。(編集担当:森高龍二)