国民民主党の玉木雄一郎代表は19日の記者会見で国会改革に「通年国会」を提案する考えを示した。
玉木代表は国会会期中に法案を成立させないと廃案となってしまうルールがあることが、与党が強引に法案を通そうとし、野党がさまざまな手段を使って成立を阻止する原因となっている、とし超党派の議連にも党の案を提案する意向だ。
また改正出入国管理法による「特定技能1号」(一定の技能を必要とする業務)について、資格取得の試験実施が3業種になる見通しだとの報道を受け、当初14業種としていたのに事実なら国会議論は何だったのかと問題だとして、国会の閉会中審査を行うよう求める考えを示した。
特定技能1号(日本での在留期限は通算5年。家族の帯同を認めない)について、来年4月からの実施は「介護・宿泊・外食」の3業種にとどまる見通しとの報道がなされている。残る業種は来年10月以降になる模様という。(編集担当:森高龍二)