社会保障と税一体改革で3月末に法案提出

2012年01月10日 11:00

 輿石東民主党幹事長は社会保障と税の一体改革について8日、NHKの日曜討論に出席し、素案がまとまったことを受けて週明けにも与野党協議を呼びかける考えを示すとともに「与野党協議ができない場合でも、与党の責任、野田政権の責任として、3月末には今国会に法案を提出したい」との考えを述べた。

 また、これに伴う消費税増税について、平成14年4月から8%に、平成15年10月から10%にするが、「(政権交代した)今任期後(の実施)になるので、(任期中に消費税を上げないとした)公約違反にはならない」とした。

 輿石民主党幹事長は社会保障と税の一体改革は日本再生の一里塚とし、あわせて、自らも身を切る「議員定数の削減、公務員給与の削減、独立行政法人の改革」を早期に実現すべきとの考えを強調した。

 輿石民主党幹事長は「今年を日本が希望と誇りを取り戻す日本再生の年にしたい」と位置づけた。(編集担当:福角忠夫)