選挙までに32ある1人区で候補の1本化できる

2019年03月01日 07:08

 立憲民主党の枝野幸男代表は27日の記者会見で、今夏の参院選「1人区」で自民党との一騎打ちの構図をつくる必要性について「安倍政権の暴走に歯止めをかけなければいけないと考える政党の責務だ」と決意を示した。

 また立憲民主党、国民民主党、日本共産党、社会保障を立て直す国民会議、自由党、社会民主党で、その点、共有できているとし、選挙までに32ある1人区での候補1本化はできるとの認識を示した。

枝野代表は「ワーストを避けるために各政党の主義主張を乗り越え、よりましな選択ができる構造を作る。そのための候補一本化は大変重要な意義がある」とも述べた。

 枝野代表は「政治の選択はベストを求めながらワーストを避けることが求められる。各党がベストを目指していろいろな主義主張をぶつけ合うのが選挙だが、一方でそれだけをやっていると結果的にワーストの選択になる可能性がある」とし「安倍政権が暴走していることにかなりの国民が危機感を持っている。各政党の主義主張を乗り越え、候補の一本化は大変重要な意義がある」とした。