立憲民主党の枝野幸男代表は夏の参院選、３２ある１人区での野党候補「１本化」に強い意欲を示している。
日本共産党の山下よしき副委員長も「この夏の参院選は日本の命運のかかった選挙」と重要性を訴え、安倍政権の暴走を止めるため、候補の１本化を実現する必要を強調。「５党１会派で一本化することが党首間で合意でき、２週間に１回の会合が定例化している。統一地方選挙が終わったら（党本部主導で）一気に進む」との考えを示した。
枝野代表は「おととしの衆院選挙、自民、公明の合計票は投票票の半分に達していない」とし「戦略の問題だ」と「１対１の構図」をつくれば、１人区を制することができるとした。
立憲民主党の党最高顧問、海江田万里衆院議員は都内での街頭演説で「参院予算委員会で小西洋之議員が安倍総理に『法治主義』の反対語を問うたが総理は答えなかった。民主主義が何かを総理は分かっていない。統計数字のゴマカシも民主主義の基盤を揺るがす行為。こんな政権をそのままにしておくわけにはいかない。野党連携で必ず勝利しよう」と呼びかけた。地方選後の参院選１人区「１本化」が注目される。（編集担当：森高龍二）
