安倍政権の米国武器購入拡大に軍国化連想と報道

2019年05月28日 06:43

 朝鮮日報は東京・李河遠(イ・ハウォン)特派員のレポートを電子版で伝え「日本の自衛隊が米国をバックに、軍事活動領域を北東アジアから世界に拡大している」と伝えるとともに『防衛費増強』と『米国の武器購入拡大』に「日本国内では批判的な世論もある(が)安倍首相はこれを気にせず、日米同盟強化に基づいて日本を『グローバル・プレーヤー』にするという確固たる考えを持っている。かつての日本の軍国化を連想させ、周辺国の懸念が本格化する可能性もある」と報じた。

 特派員は「海上自衛隊は先週、初めてインド洋での軍事訓練に入り、米国・オーストラリア・フランスの海軍と共同訓練を実施している」と米豪仏との共同訓練を取り上げ「日本はこの訓練に全長300メートルの空母に改造される予定の護衛艦『いずも』を派遣した」と伝え、「今回の訓練には『日本版海兵隊』とも言える陸上自衛隊の水陸機動団隊員たちも参加している」ことも報じた。

 また防衛費を毎年増強している、とし「今年から5年間にかかる防衛費総額は28兆円に迫るという見方もある」と伝えた。そのうえで、増加を続ける防衛予算の背景に「米国から最新の武器を購入する」ことをあげている。(編集担当:森高龍二)