細野豪志環境大臣は25日のNHK日曜討論で東京電力福島第一原発事故収束に向けたステップ2完了について「原発の外について、追加でご迷惑をかけることはないということ」と原発内での収束レベルを示したものとの認識を示した。また使用核燃料プール内の核燃料の取り出しを2年以内に行うなど廃炉に向け「人と技術、廃炉に向けた費用のバックアップが必要」とした。
また、年間被曝量が20ミリシーベルト以下の地域については避難指示解除区域とする方針だが、そのためには20ミリシーベルトという基準についてのきちっとした理解を得ることなど避難住民らが安心して帰宅できる環境づくりの必要を述べた。(編集担当:福角忠夫)