日印両国関係「良好と思う」51.7%

2011年12月26日 11:00

 野田佳彦総理は27日から国賓としてインドを訪ね、28日には国交樹立60周年を踏まえての首脳会談を行い、幅広い範囲で意見交換を図ることにより両国首脳同士の信頼関係深化につとめることになっている。こうしたなか、インド訪問を前に行われた内閣府の外交に関する世論調査では日印両国関係について51.7%が良好だと思うと回答し、31.8%が良好だとは思わないと回答していた。平成20年に比べ良好と思う人は8.2%増えている。

 また、インドに対して親しみを感じるかでは40.8%が親しみを感じると答えたが、50.4%は感じないと回答していた。これはインドとの係わりに関する情報不足が親近感の有無に比例しているものと推測される。平成20年10月の調査に比べ、親しみを感じるとの回答は8.3ポイント増加していたのに対し、親しみを感じないは9.8ポイント減少していた。調査は今年9月26日から10月16日にかけて調査員の個別面接聴取により実施され、全国の20歳以上の男女1912人から有効回答を得ていた。(編集担当:福角忠夫)