難病患者ら参院選当選で国会バリアフリー化へ

2019年07月25日 06:21

 れいわ新選組から難病・ALS患者と手足がほとんど動かない重度障がい者が参院議員になったのを受け、参議院は当然ながら、両者が活動できるよう必要な施設改修を検討することになった。

 社会民主党の福島みずほ副代表は「れいわ新選組から船後靖彦さんと木村英子さんが当選した。国会のバリアフリー化と委員会などを含めた合理的配慮が必要となる」とツイッターに書き込み「障害者に対する合理的配慮については厚生労働委員会などで議論をしてきた。全力でバックアップしていきたい」と速やかなバリアフリー化へ協力する考えを示した。

 日本共産党の小池晃書記局長は「国会を真のバリアフリーにすることには重要な意義があります」としたうえで「今回の選挙結果を受けた、最初の仕事として、今日はそのための知恵だし」と発信した。

 参院が国会バリアフリー化に文句なしに動かざるを得ない状況を山本太郎れいわ新選組代表が作ったことになる。自らの比例名簿順を3番にしてバリアフリーを実現させることとなった。(編集担当:森高龍二)