求められる事故防止策 悲惨な出来事は回避できるか

2019年07月29日 07:53

画・求められる事故防止策 悲惨な出来事は回避できるか

マイボイスコムは自動車の運転支援機能に関してインターネット調査を実施した。運転する人は全体の7割弱。このうちヒヤリハットの経験者は7割弱。車に搭載されていると良いと思う昨日は自動ブレーキ、ドライブレコーダー。

 自動車が生活の一部であると考える人は多くいる。仕事で車を運転する場合もあれば、私生活の場面で多用している事もあるだろう。都心のように公共の交通網が発達している地域であれば、仮に車がなかったとしてもそこまで大きな不便を感じる事はないかもしれない。しかし地方に行けば行くほど車の重要性は大きくなっていき、自動車がなければ日常生活に支障をきたすケースも少なくはないだろう。一家に一台、あるいは一家に複数台の所有が当たり前の地域もあるように、人々の生活と自動車の利用とは切っても切れない関係となっている。

 自動車の運転支援機能に関してインターネット調査を実施したのはマイボイスコムである。生活上に自動車が必要不可欠となっている現代であるが、同時に自動車による事故の多発も非常に深刻な社会問題となっている。アンケートの有効回答者数10,282人のうち運転する人は7割弱であった。このうちヒヤリハットの経験をした事がある人は69.9%となり、7割近くもの人が危うく事故に発展していたかもしれない状況に直面した事があったと分かる。また、実際に事故に遭った事がある人は42.3%であり、自動車事故は誰にとっても起こり得ることを示している。

 近年では高齢者の運転ミスによる事故がメディアで多く取り上げられているが、事故を起こす危険性は年齢に関係なく誰にでもある。悲惨な事故を防ぐためにも事故防止機能の普及が求められているが、車を運転する人のうち、安全運転・事故防止支援の機能や機器が車に搭載されていると回答した人は5割強という結果になった。ドライブレコーダーのほかにも、自動ブレーキや警告機能など様々な開発が進んでいる。障害物の検知やスピード抑制、アクセルの踏み間違い防止のように、自動ブレーキが実際に搭載されていると良いと考える人も多い。

 被害者になったとしても加害者になったとしても、交通事故によってその後の人生を大きく狂わせてしまう恐れがある。その危険性は全ての人が自覚しなければならない事となるため、愛車への安全な運転機能搭載も視野に入れておく必要があるだろう。(編集担当:久保田雄城)