戦争で北方領土を取り返すことの是非を国後島訪問中に元島民の団長に質すなど、その後も国会議員の資質が問われる言動をし、国会の品位を著しく傷つけたとして、衆院(全会一致)で議員辞職を決断するよう「糾弾決議」されている丸山穂高衆院議員(日本維新の会が除名処分)が大方の予想通り、NHKから国民を守る党(N国)の誘いに応じて29日入党を発表した。
丸山議員は糾弾決議にも「任期を全うする」と辞職する考えをみせず、自らのツイッターに29日「ワンイシュー政党にてNHK改革以外は採決も行動も発言も全て自由で一切拘束なし。他の政策は独自に動きつつ、NHKの既得権をぶっ壊す、この一点で入党要請を受け共闘」と書き込んだ。
そのうえで「NHKの既得権と戦争へ。国会で一番自由な政党、それがN国かと。詳細は全公開の記者会見動画や文面、要約記事等をご確認下さい」と発信した。
立花孝志党代表は「ドラフト会議とか、FAで希望選手を獲得した監督の気持ち」などと語った。N国はNHK放送のスクランブル化を目指している。(編集担当:森高龍二)