国民の為の「倒閣」姿勢鮮明 桜追及の野党

2019年11月27日 07:15

 公費で総理が開く「桜を見る会」と総理後援会主催の「前夜祭(夕食会)」の真相解明を図るため、立憲・国民・共産など野党の国会議員70人以上で構成する「憲政史上稀にみる」真相解明への追及本部が25日から始動し始めた。

 追及本部長の福山哲郎立憲民主党幹事長は安倍政権「倒閣」へ取り組む姿勢を鮮明にしている。福山本部長は「(安倍晋三総理が)行政監視機能をズタズタにし、役所の仕事もズタズタにし、自分たちのお友だちだけ大切にし、国民生活はほったらかし」と指摘。

 そのうえで、追及本部で新しい証拠、新しい証言をとり、国民のために真実を明らかにし、安倍政権の終焉を目指す姿勢を示した。

 本部長代行の小池晃日本共産党書記局長は「安倍政権の7年間は憲法を破壊し、政治モラルをずたずたにしてきた。そして安倍総理をかばうため、官僚が資料を改ざん・隠ぺい、廃棄までした。こんなことは終わりにさせよう」と呼び掛けた。

 桜を見る会や前夜祭に対する総理の説明、国会答弁に対し、食い違う資料や証言が相次いでおり、虚偽答弁も指摘されている。どこまで真相に近づくか、追及本部の力量が期待されている。(編集担当:森高龍二)