役員・社員は贈答・接待受けてはならない 関電

2019年12月10日 09:27

 原発設置の福井県高浜町の元助役から役員らが総額3億円を超える常識外れの金品を受領していた問題で、関西電力は「役員・社員は贈答や接待を受けてはならない」とする社内規定を16日から運用する、と9日発表した。

 規定では「贈答」について「行事や時候の挨拶等で配布されるノベルティを除き、贈答は受けてはならない」と明記。

 接待についても「会社の事前承認を受けた『会費制』の場合等を除き、接待を受けてはならない」と規定した。

 「やむを得ず贈答、接待を受けた時は会社に報告し、贈答品の返却等の必要な対応を行う」とも規定した。さきに高浜町の元助役から贈答された際、激情的な性格を考えると返却できなかった、などと返却しなかった理由付けした者がいたことを踏まえて規定に明記した。

 関西電力では八木誠前会長や岩根茂樹社長ら経営幹部20人が3億2000万円もの金品を高浜町の森山栄治元助役から受領していた。株主からは元経営幹部らに対して、社として損害賠償請求をするよう求める動きが出ている。また社会から強い批判を受け、関西電力は第三者委員会を設置して今回の事案が起きた原因について徹底調査し、再発防止策を考えるとして調査に入っており、その結果は速やかに公表すると社のHPで約しており、調査結果が注視されている。(編集担当:森高龍二)