LED照明市場 7年で20倍近くに拡大

2011年12月13日 11:00

 オフィス、工場、商業施設をはじめ一般家庭においても節電と省エネに対する意識の高まりからLED照明をはじめとした高効率照明への需要が順調に伸びている。特にLED照明市場は著しい。

 矢野経済研究所の調査で一般照明用途の総市場規模は、2011年は前年より6.7%の伸びをみせ、8013億円規模になることが分かった。

 2010年の市場も2009年に比べ3.9%の伸びをみせ、7510億円になった。

 特にLED照明に限って市場の変化をみると、2005年では27億円規模だった市場は翌年には70億円、2007年には103億9000万円、2010年には750億円となり、2011年は1393億円と見込まれており、7年間で20倍近い市場に成長している。(編集担当:福角忠夫)