極力8割の人との接触削減の徹底を要請 総理

2020年04月22日 06:11

 安倍晋三総理は21日「最低でも7割、極力8割、人との接触機会を減らす協力を頂いているが、まだ地域によっては不十分なところもあり、より一層のテレワーク等の協力を頂きたい」と国民や事業者らに削減徹底を広く求めた。

 安倍総理は緊急事態宣言の対象を全国に広げ「全都道府県で協力を頂いているが、先週末はだいぶ東京から地方への人の流れもあったと伺っている」と懸念。
 
 そのうえで「いよいよゴールデンウイークも近づいてきた。家族だけであっても地方への旅行、遠出は控えていただきたい」と強く要請。「(こうした行動が)全国への感染拡散につながっていく危険性になる」と協力を促した。

 安倍総理は「医療現場の負担を少しでも軽減していくため、皆さん自身の健康、命を守るために外出は控えてほしい。最低でも7割、極力8割、人との接触を避けることに一層の協力をお願いしたい」と呼び掛けた。(編集担当:森高龍二)