蓮舫氏が「学校やめたら高卒になる」発言を陳謝

2020年05月03日 07:36

 新型コロナウイルス感染症の影響でバイト収入をなくし大学生活をあきらめなければならなくなっている大学生を救済するため、立憲民主党の蓮舫副代表が29日の参院予算委員会で大学生を「持続化給付金」の対象にするよう求めた際、「学校やめたら高卒になる。就職どうなる」と発言したことに蓮舫氏は30日、ツイッターで「使う言葉が全く駄目です。申し訳ありませんでした」と陳謝した。

 蓮舫氏は「目指す目的のため奨学金で大学に入った学生が、バイトがなくなり、金銭的に退学しか選択肢がない場合の人生再設計の前の支援を求めました」と質問時での発言だったことを説明。

 今回の発言については「私の言葉が過ぎました」と陳謝し「本当に申し訳ありません。高卒で頑張っておられる方々に心からお詫びします」と綴った。立憲民主党は蓮舫氏のツイッターをリツイートして紹介した。

 蓮舫氏の「学校やめたら高卒になる」との発言にはSNS上で「高卒を馬鹿にしている」「学歴で人間を見ているのがよくわかる」などとする批判があがっていた。また、今回の陳謝に対しても「高卒で頑張っておられる方々でなく『学歴に関係なく』って言った方がいいだろうに」と反発する声や「高卒でも実力があれば就職できる社会になってほしい」「世間的な高卒に対する認識を思い知らされたような気になりました」との声があがっている。(編集担当:森高龍二)