改めて会員推薦あれば全体の内容見て判断と総理

2020年11月03日 08:45

 菅義偉総理は2日の衆院予算委員会で、日本学術会議の梶田隆章会長との会談時に任命拒否した6人について任命するよう要望書を手渡されたと認めたうえで、日本学術会議から改めて日本学術会議法に基づいた正式な手続きにより会員推薦が行われた場合には「全体の内容を見て判断することになる」と答えた。立憲民主党の川内博史議員の質問に答えた。

 川内議員は「この問題を解決できるのは菅総理のみ。なぜなら日本学術会議推薦に基づき総理が会員を任命することになっているからだ」と述べ「推薦されている人以外を任命することは絶対にできないので、推薦候補を総理が任命しなければ欠員状態がず~と続く。そして6人欠員のままにすれば、総理が違法状態をつくっていることになる」と問題視。

 川内議員は「総理が日本学術会議の在り方に疑問を持ち、改革したいと思っていたというのであれば、まず、6人を任命し、その後に正式な会議体をつくり議論するように求めるべきだ」と求めた。
 
 菅総理は「理論的には川内委員が言われる通りだと思う。梶田会長が来られた時、任命の要望書は受け取りました。任命する、しないについてはそのままの状況になっている」と答えた。

 そのうえで、一連の任命手続きが終わっているので、仮に任命を行うには日本学術会議法に沿って、改めて任命のための手続きが必要になるとしたうえで、正式な手続きにより任命推薦手続きが行われた場合「全体の内容を見て判断することになると思う」と正式な手続きに基づく会員推薦が行われた場合には判断する考えを述べた。(編集担当:森高龍二)