「国会議席の半分に女性を！！」をスローガンに４日、与野党の幹部が出席し、クオータ制を推進する会が会合を開いた。中でも日本共産党の小池晃書記局長は年内に実施される衆院議員選挙に関し「日本共産党は政治分野の男女平等参画推進法を誠実に実行するためにも積極的に女性を擁立する」として候補者に占める女性割合を「５０％を目標にする」と掲げた。
小池氏は「政策決定や意思決定の場への男女平等の参加は民主主義の当然の姿。とりわけ重要なのは国権の最高機関である国会での男女同数の実現だ」と語った。
立憲民主党の平野博文代表代行は次期衆院選で候補者に占める女性の割合を３０％にしたい旨を語り、女性候補の発掘に努めているとした。また党の役職についても女性登用に取り組んでいく姿勢を示した。
社会民主党の福島瑞穂党首は「社民党はジェンダー平等の政党をつくる」と語り「党の最高意思決定機関である常任幹事会の男女比率を半々にする。国政選挙での女性の立候補者を男女半々にする。都道府県連役員３役の３５％を女性にする」と語った。（編集担当：森高龍二）
