立憲民主党の安住淳国対委員長は街頭演説で、昨年からコロナワクチン接種に取り組み、国民の5~6割が完了していれば米国バイデン大統領も来日しただろうとワクチン対応の遅れで感染拡大を危惧しての対応との認識を示した。
安住氏は「(自身は)59歳だが、いまだに接種券も来ていない。日本は世界に比べ1周、2周遅れだ」と提起。「オリンピックを開催しようと思うなら昨年から(ワクチン接種が)始まっていなかったらおかしいでしょ」と訴え「(日本国民の)5~6割が(接種を)完了していたらバイデン大統領も来たでしょう。来ないのは、やっぱり日本は感染拡大すると思っているから」と感染懸念で来日されないとの認識を示した。
安住氏はインドで最初に確認された変異株「B.1.617」について「とっても心配だが、インドの人たち、毎日30万人、40万人感染しているって出ている。インドでは1日100万人、200万人とPCR検査をしているってことではないか。なんで東京は1人1万人も検査できないのか」と検査数の圧倒的な違いを指摘。
そのうえで「(私は)1年前から言っている。朝、満員電車に乗る前にPCR検査をできるようにしようと。東京の検査は多い時でも1万2000件。恥ずかしい話だ」と検査件数でも対応のまずさを提起した。安住氏は「インドに笑われる」語った。(編集担当:森高龍二)