大日印がスマホで有名画家の作品鑑賞できるアプリを開発

2011年11月21日 11:00

 大日本印刷(DNP)とDNPのグループ会社で、美術関連のコンテンツビジネスを行うDNPアートコミュニケーションズは、スマートフォンを卓上カレンダーにかざすと世界の有名画家の作品が鑑賞できるスマートフォンアプリ「スマホでArt(TM)」を開発。同アプリは、人間の目で識別できないデジタルコードを印刷物に埋め込む電子透かし技術と、そのコードを読み取るリーダーのアプリケーションを組み合わせた、DNPのスマートフォン向け情報配信サービス「QUEMA(TM)(キューマ:QUick and Easy MediaAccess)」を活用している。

 DNPアートコミュニケーションズは、ルーヴル美術館をはじめ、国内外の数多くの美術館との連携により、豊富な美術コンテンツの高精細画像の公式な貸出業務を実施。今回こうした実績と「QUEMA」を活かして、Android(TM)搭載スマートフォンに対応した電子透かしカレンダー「スマホでArt」を開発したという。

 なお、11月21日から25日にDNP五反田ビルで開催(11月23日は休み)する「次世代コミュニケーション展2011」にて、先着2,000名に配布。今後DNPアートコミュニケーションズは、カレンダー以外にも展覧会やミュージアムのグッズや、企業のノベルティなどにも同企画を展開し、広告代理店・小売業・展覧会主催会社などに販売する予定となっている。