自民は党利党略にひた走っている 安住氏断じる

2021年09月03日 06:13

 立憲民主党の安住淳国対委員長は1日、自民党に対し「困っている国民に背を向け、コロナ対策をしないで、党利党略にひた走っている。党の内輪のことに必死で国会を開かず、結果的にコロナ対策をやらないに等しい」と断じた。

 立憲・共産・国民ら野党の国対委員長は同日会談し、臨時国会召集を拒否した自民党に対して抗議声明を出して抗議の意を強く示すことを決めた。

 立憲の蓮舫代表代行は同日ツイッターで「政党に所属する立場として、党代表選出選挙の重要さは理解しています。与党の幹部人事の大切さも」と自民党総裁選挙や党役員人事に関して理解する立場を示したうえで「でも、投票できる党員以外には直接関係ありません」と、現況、最優先すべきことがあるだろうとの旨を提起。

 蓮舫氏は「全ての国民を守ることが、政府の責任です」と発信し「臨時国会を開き、命を守る予算と施策の審議を強く、強く求め続けます」と政府与党に臨時国会を開くよう改めて強く要請した。(編集担当:森高龍二)